• 検索結果がありません。

法令等関係 | 日本証券業協会

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "法令等関係 | 日本証券業協会"

Copied!
8
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

投資信託等の目論見書に関するQ&A(平成 22 年4月版)

平 成 22 年 4 月 26 日

日 本 証 券 業 協 会

Ⅰ 全般

問1 投資信託の目論見書制度の見直しが行われましたが、どのように変わったのでしょう

か。

(答)

平成 16 年の改正では、投資信託の目論見書が投資者にとって利用しやすいものとするため、

交付目論見書と請求目論見書を分けて交付する制度が導入されております。しかしながら、実 務では、この制度が利用されない場合も多く、投資信託の目論見書は投資者に利用しやすいも のとはなっていないとの指摘が多かったことから、投資信託受益証券の目論見書について、よ り利用しやすく、分かりやすいものとする観点から、以下のとおり、見直しが行われておりま す。

① 交付目論見書の記載内容について、投資情報として極めて重要であると考えられるもの

に限定され、様式が定められました。

② 一方、請求目論見書の記載内容については、基本的に有価証券届出書の記載内容とされ

たとともに、目論見書の電子交付を利用しやすいよう手続きが簡略化されました。

Ⅱ 金融商品取引法第 15 条第3項関係

問2 投資信託の請求目論見書については、顧客への交付が義務づけられている「交付目論

見書」に「請求目論見書は投資者の請求により交付される」との記載があること等から、

協会員は、顧客に対し、その都度「請求の有無」の確認を行う必要はないとの理解で良 いでしょうか。

(答)

協会員は、顧客が「交付目論見書」の交付を受けていることの確認を行う必要はありますが、

(2)

問3 協会員は、顧客から、投資信託の請求目論見書の交付請求を受けた場合、何か記録を 作成しておく必要があるのでしょうか。

(答)

協会員は、投資家から投資信託の請求目論見書の交付請求を受けた場合、金商法上、直ちに 請求目論見書を当該投資家に交付する必要がありますが、この請求受付・交付について記録し 保存すること自体は義務づけられているものではありません。

問4 協会員は、顧客からの投資信託の買付注文の受注に際して、当該顧客が請求目論見書

の交付請求を行っていないことや、当該顧客に請求目論見書を交付していることを確認

しなければならないのでしょうか。

(答)

協会員は、顧客からの請求目論見書の請求の有無及び顧客への請求目論見書交付について、 法令及び協会規則において、その確認が義務づけられているものではありません。

問5 投資信託の取得の勧誘に当たって、請求目論見書は、どの時点で顧客に交付すれば良

いのでしょうか。

(答)

協会員は、金商法第 15 条第3項の規定に基づき、投資信託証券を募集又は売出しにより取

得させ、又は売り付ける場合において、その取得させ、又は売り付ける時までに、顧客から「請

求目論見書」の交付の請求があったときには、直ちに、当該目論見書を交付しなければならな いこととなっています。

問6 A投資信託の販売の勧誘に当たって、顧客から、請求目論見書の交付請求を受け発送

の準備を進めていたところ、A投資信託の買付注文がありました。この場合、協会員は、

(3)

(答)

金商法第15 条第3項の規定は、投資家が協会員に請求目論見書の交付を請求した後、投資

家自らの判断により、到着までの間に当該協会員に対して取得申込みを行った場合、協会員が、

請求目論見書の交付請求・到着の有無を確認することなく約定を受付けることまで禁ずるもの ではないと解されます。

Ⅲ 金融商品取引法第 15 条第2項ただし書関係

問7 投資信託等の販売に当たっての目論見書の交付について、金商法第 15 条第2項第2

号イにより「同一銘柄を所有する顧客が当該目論見書の交付を受けないことに同意した

とき」は、当該目論見書の交付義務が免除されております。協会員は、当該同意を受け ている顧客について、投資信託の預り残高がない場合であっても、目論見書に重要な事 項の変更がなければ、当該目論見書の交付を省略し、当該投資信託を販売、取得させて 良いという理解で良いでしょうか。

(答)

ご質問のケースのように、同意を受けている顧客について、目論見書に重要な事項の変更が なければ、当該目論見書の交付を省略し、当該投資信託を販売し、又は取得させることは、差 し支えありません。

問8 投資信託等の販売に当たっての目論見書の交付について、金商法第 15 条第2項第2

号ロにより「顧客の同居者が既に当該目論見書の交付を受け、又は、確実に交付を受け

ると見込まれる場合で、当該顧客が目論見書の交付を受けないことに同意したとき」は、

当該目論見書の交付義務が免除されております。この場合、

( 1) 顧客及び同居者については、届出住所が同一の者であれば、新たに「住民票」等によ り確認を行う必要はないとの理解で良いでしょうか。

( 2) 顧客の同居者が、既に交付を受け保有している目論見書が過去(直近の改訂以前)の

ものである場合であっても、当該顧客の同意があれば目論見書の交付省略が可能でしょ

うか。

(4)

でしょうか。

(答) ( 1) について

同意している顧客がすぐに当該目論見書を見ることができる状態にあることが必要であ ることから、協会員は、新たに「住民票」等により確認を行う必要はありませんが、顧客及 び同居者について、投資信託等の勧誘に際し、届出住所が同一であることを確認しておく必 要があります。

( 2) について

顧客が、目論見書の交付省略に同意する時点で、有効な目論見書であることが必要である

ことから、ご質問のケースについては、金商法第 15 条第2項第2号ロに基づく目論見書の

交付の省略はできません。

( 3) について

顧客が、目論見書の交付省略に同意する時点で、「顧客の同居者が有効な目論見書の交付

を受け、又は確実に交付を受けると見込まれること」が必要であることから、ご質問のケー スについては、目論見書の交付の省略はできません。

問9 投資信託等の販売に当たっての目論見書の交付の省略については、顧客が「目論見書

の交付を受けないことに同意」することが要件となっておりますが、

( 1) 顧客が目論見書の交付を受けないことの同意については、当該顧客から「同意書」 又は「確認書」等を徴求しておく必要があるのでしょうか。

( 2) この同意については、例えば、投資信託といった有価証券の種類ごとに、包括的に 顧客から同意を得ても良いでしょうか。

( 3) 同一目論見書に複数の投資信託の内容が記載されている場合には、当該複数の銘柄

を同一の銘柄として取扱って、金商法第 15 条第2項第2号イに基づく同意を得るこ

(5)

(答) ( 1) について

顧客から「同意書」又は「確認書」等を徴求する等の方法のほか、口頭により「当該顧客 が当該目論見書の交付を受けないことにつき同意した」旨の確認を行い、その旨を記録して おく方法等があります。

( 2) について

投資信託といった有価証券の種類ごとではなく、銘柄ごとに顧客の同意を得る必要があり

ます。

( 3) について

① 同一目論見書に複数の投資信託の内容が記載されている場合には、当該複数の銘柄を同

一の銘柄として、金商法第 15 条第2項第2号イに基づく同意を得ることができます。

② 同一の目論見書に記載される投資信託が新たに追加された場合で、顧客が当該追加とな

った投資信託の買付けを行うときには、協会員は、約定までに、当該追加後の目論見書の 交付を行う必要があります。なお、目論見書の交付省略に関する同意については、当該顧 客から撤回の意思表示がない限り、引続き有効となりますので、変更後の目論見書を交付 した後は、それ以降の目論見書の交付を省略することが可能です。

問 10 金商法第 15 条第2項第2号イにより、顧客から目論見書の交付の省略について同意

を得ている場合において、

( 1) 目論見書に「重要な事項の変更」があった場合の取扱いはどうなるのでしょうか。 ( 2) 当該顧客から交付目論見書又は請求目論見書の請求があった場合の取扱いはどう

なるのでしょうか。

(答)

( 1) について

目論見書に「重要な事項の変更」があった場合には、目論見書の交付の省略について顧客 から同意を得ている場合であっても、協会員は、約定までに、当該変更後の目論見書の交付 を行う必要があります。

(6)

( 2) について

目論見書の交付の省略について同意を得ている顧客から交付目論見書又は請求目論見書 の交付請求があった場合には、当該顧客に対して、当該目論見書を交付しなければなりませ ん。

なお、当該同意を得ている顧客から投資信託の買付注文があった場合の社内記録の作成及

び当該買付注文の処理については、請求目論見書の請求があった場合の取扱いに準じます。

(参考)

「特定有価証券の内容等の開示に関する留意事項について(特定有価証券開示ガイドライン)」15−1

Ⅳ.その他

問11 金商法第 37 条の3に定める契約締結前交付書面(金商業等府令第 80 条)の取扱い

は、どのように理解すれば良いでしょうか。

(答)

金商業等府令第 80 条第 1 項第 3 号においては、目論見書についても顧客にとって分かりや すいものとなっている必要があると考えられることから、契約締結前交付書面の記載方法(金

商業等府令第 79 条)に準ずる方法により作成された目論見書を交付している場合等に限り、

契約締結前交付書面の交付を要しないこととされていました。

平成 21 年 12 月の改正により、金商業等府令第 80 条第 5 項が新設され、投資信託受益証券

に係るものについては、契約締結前交付書面の記載方法に準ずる方法によるといった要件の一

部を適用しないこととされております。

具体的には、投資信託受益証券の交付目論見書において、契約締結前交付書面の記載事項が

盛り込まれていれば、枠囲み・12 ポイントで記載したページを別途冒頭におく必要はありま

せん。

なお、当該交付目論見書の作成に当たっては、契約締結前交付書面の記載事項を含め、投資

者が容易に理解することができるような、適切な文字の大きさとしなければならないこととさ

(7)

問 12 効力発生前に交付した届出仮目論見書を交付している顧客に対し、効力発生後、新たに

交付目論見書を交付する必要はありますか。

(答)

例えば、委託会社又は販売会社等のホームページ上に投資信託受益証券に係る効力発生の有

無(例えば、届出日及び効力が発生している場合にはその効力発生日、効力が発生していない 場合には、効力が発生していない旨)を表示することとし、効力発生前に交付した届出仮目論

見書には「届出の効力の発生の有無を確認する方法」として、当該「届出の効力の発生の有無」

が表示されている委託会社又は販売会社等のホームページアドレスが記載されていれば、効力

発生後に新たに交付目論見書を交付する必要はありません。

問 13 特定有価証券開示ガイドラインにおいて、投資信託の交付目論見書と請求目論見書

を同時に交付し、または一冊に合冊したものを交付することができる旨の規定が削除され

ているが、今後合冊目論見書の交付は認められるのでしょうか。

(答)

書面の交付目論見書と書面の請求目論見書を合冊して投資者に交付することは、今回の改正

の趣旨に逆行するものであり、基本的には、交付目論見書と請求目論見書は合冊せず交付され ることが望ましいと考えられます。

なお、今回の改正の趣旨に沿った交付ができないやむを得ない理由がある場合には、PDF などの電子媒体に記録された交付目論見書と請求目論見書を同時に交付することを禁止する ものではありません。

問 14 投資信託の目論見書の電磁的交付を可能とする条件は、「電磁的方法又は電話その他の

方法により同意を得ている場合」とされましたが、契約締結前交付書面については、「書面又

は電磁的方法による承諾を得なければならない。」とされております。

投資信託の契約締結前交付書面の交付に変えて目論見書を交付する場合、電磁的交付を可

能とする条件は、電話その他の方法による同意ではなく、書面又は電磁的方法による承諾が

(8)

契約締結前交付書面については、当該書面に記載すべき事項のすべてが記載されている目 論見書(目論見書に当該書面に記載すべき事項の全てが記載されていない場合にあっては、 当該目論見書及び当該事項のうち当該目論見書に記載されていない事項の全てが記載され

ている書面を一体のものとして交付する場合を含む。以下この問において同じ。)を交付し

ている場合、交付を要しないこととされておりますので、当該目論見書の交付について、電

磁的方法又は電話その他の方法により同意を得れば、書面による承諾までは必要ないと考え

ます。

参照

関連したドキュメント

2 当会社は、会社法第427 条第1項の規定により、取 締役(業務執行取締役等で ある者を除く。)との間

12―1 法第 12 条において準用する定率法第 20 条の 3 及び令第 37 条において 準用する定率法施行令第 61 条の 2 の規定の適用については、定率法基本通達 20 の 3―1、20 の 3―2

れをもって関税法第 70 条に規定する他の法令の証明とされたい。. 3

3.BおよびCライセンス審判員が、該当大会等(第8条第1項以外の大会)において、明

②利用計画案に位置付けた福祉サービス等について、法第 19 条第 1

2 学校法人は、前項の書類及び第三十七条第三項第三号の監査報告書(第六十六条第四号において「財

水道施設(水道法(昭和 32 年法律第 177 号)第 3 条第 8 項に規定するものをい う。)、工業用水道施設(工業用水道事業法(昭和 33 年法律第 84 号)第

61 の4-8 輸入品に対する内国消費税の徴収等に関する法律(昭和 30 年法律 第 37 号)第 16 条第1項又は第2項に該当する貨物についての同条第